Biography

彼女の芸術的アプローチは直感的で、幼い頃から身に付けてきた様々なジャンルのテクニックを組み合わせ、独自のスタイルで作品を作ります。現在、彼女は主に身に纏うアートと美しい日本のユニークな文化を組み合わせることに焦点を当て、コンテンポラリーアートジュエリーに専念しています。陶土、釉薬、漆、墨、純金粉、スターリングシルバー、その他、多くの天然素材から身に纏う小さな手のひらサイズのアートを創造します。

 

京都で生まれた彼女の創作の起源は幼少期にあります。絵を描くことや物語を作ること、そして、自由に造形的な何かを創り出すということに夢中な女の子でした。試行錯誤を繰り返してスキルを磨き、独自のスタイルで仕事をしてきました。

 

京都文教短期大学を卒業後、華道家元池坊で日本古来のいけばなとマミフラワーデザインスクールで花のデザインを学びディプロマを取得しました。

 

1994年より、ブライダルフラワー企画制作、フラワーデザイン並びにアロマテラピー講師としてキャリアをスタートしました。花のグループ展(日本/京都、大阪、東京等)、セミナー(日本/京都、大阪、東京、中国/上海等)多数。1999年から約8年間、ギャラリーのディレクターとして国内外問わず多くのアーティストの活動をサポートしてきました。また、同時に花だけにとどまることなく、様々なキャリアを重ねながら、あらゆる素材を自由に反映させた造形作品を制作しました。

 

2015年、家族の突然の病によって、全ての仕事から離れることを余儀なくされましたが、彼女の創造はとどまるところを知らず、日々の暮らしの中で再び、作品を作り始めるようになりました。そして、点と点が繋がって線になり、何かに導かれるようにしてジュエリー作品が生まれました。これまでの彼女の知識と経験が集約されて、ひとつのカタチになりました。

彼女は実際の目で見ることも、触れることも出来ないカタチのない不確かな人間の”心”に興味を持っています。そして、装飾品としての美しさだけではなく、もっと深淵な何かが私たちの心にどの様な影響を与えるのか?アートの持つ無限の可能性を探究していきたいと思っています。現在、彼女はヨーロッパのアートフェアや展覧会の参加アーティストに選ばれ、展示する機会を積極的に楽しんでいます。

 
 
 

Statement

Contemporary Art Jewelry for N°4. 

“N°4”は、ハートチャクラです。モノには全て波動があり、私たちは、多かれ少なかれ、日々、影響しあっています。私の作品はいくつもの工程を経て出来上がります。無になり、土と戯れ、一旦、私の手から離れた後は火の神様に委ねます。そして、再び、私の手に戻された後、金継ぎのテクニックで彩りが添えられ、最後にブローチピンを制作し、取り付けてようやく完成します。私の身体と頭、そして、テクニックという道具を使い、カタチにしていく。自分ひとりの力ではなし得ない仕事にいつもワクワクするのと同時に感謝の念を抱きます。

 

Do you know "Kintsugi"?
大地の土と火のチカラを借りてカタチ作れたベースに”金継ぎ”のテクニックで彩りが添えられた作品。そのジュエリーが完成するまでのプロセスは、私たちの人生になぞらえます。“金継ぎ”は、割れたり欠けたりした陶磁器を修復する日本独自の文化です。その技法は、割れた茶器をただ漆で接着させて直すだけではなく、その継ぎ目に金や銀、錫などで装飾を施し、その傷痕をも慈しみ愛でた日本人の繊細な美意識から生まれました。植物から抽出された天然の漆はゆっくりと時間をかけて固まり、それを幾重にも重ねることでより強固なモノへと変化を遂げます。それは、悲喜交々、破壊と再生を繰り返しながら、時に神にすべてを委ね、最終的には、愛によって昇華させるまでのプロセスを辿る私たちの人生と少し似ています。

We are part of nature. 

私たちも自然の一部です。地球という名の星のもとに生きる私たちは今、様々な環境問題に直面しています。これまでの歴史を紐解いてみても天災と人災によって多くのモノを失い、そして、そこからまた、立ち上がるということを私たち人類は何度、繰り返してきたことでしょう。全ては常に変化し、とどまることがありません。それは、あたかも私たちが自然の一部であることを思い出すように促されているかのようです。私の作品は自然の恵みとの対話の果てに出来ており、また、最終的に私たちと同じように自然に還ります。

それは私の愛、情熱、そして祈りです。

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